火星ロボットの休暇が地球より楽しそう | Photos taken by the Mars Robot are Way Better than Our Holiday Snaps


Opportunity


NASAの赤い惑星探査ロボット、オポチュニティ君は火星で12年間の休暇を過ごしています。
彼は2004年の着陸から色んな火星の風景やクレーター、隕石、珍しい岩層から、過去に水が存在した痕跡まで20万枚の写真を撮影してきました。
オポチュニティ君の90日の放浪予定だった星外旅行が12年にも及んだことをお祝いして、NASAは長年のベストショットを振り返っています。

ロボットの休暇を羨ましがるのは変かな…?







火星に着いたよ!

打ち上げから202日後、2004年の1月24日にオポチュニティは火星のメリディアニ平原に着陸しました。着陸用エアバックの空気を抜いて、新しい環境をパノラマのカラー写真で撮影。






知ってる食べ物みたいなのがある…

着陸後、オポチュニティは火星の地面に変なブルーベリーのような形のものを発見したり、






自撮り!

自撮り棒を伸ばしたり、


(*NASA発表の探査機の自撮り方法



僕が包まれてたやつ。

火星の大気圏突入時の2000℃の高熱から探査機を守っていた熱シールドの残骸をみつけたりしてました。






今日のホテルのバルコニーからの眺め






#夕日きれい

20火星日目(*1火星日=24時間39分)の夕日。
赤い惑星、火星での休暇は今のところ他に4体のロボットがいてもかなり孤独そうな感じです。オポチュニティの3週間前に惑星の反対側に到着していた双子のスピリットは2009年後半に砂に車輪を取られ、2010年を最後に地球への交信が途絶えてしまいました。



(*火星の夕焼けは青色)



3年走ったよ。

オポチュニティはいい寝床を見つけるまで数年間走り続けたそうな。






なんかすごいの見つけた!

『ブロック・アイランド』と呼ばれるこれまでに発見された火星最大の隕石。






#今の気分

2010年7月にオポチュニティがはじめて観測した『ダスト・デビル』(砂嵐)の写真。もはや芸術。






やぁ、ダック湾に来たよ!

ダック・ベイと名付けられたビクトリア・クレーター(記事最初の写真)の縁をクレーター内部から。クレーターの反対側は約800m離れている。


http://www.nasa.gov/mission_pages/mer/images/pia100007.html



グランドキャニオンに行った時のことを思い出すなぁ。


この迫力のある岩はヴィクトリア・クレーターのセントメアリー岬。
科学者たちはこのクレーターの岩は過去にこの地域を越えて大きな砂丘地帯へ移動したことを発見しました。







#フィルターなし





その他の写真はこちら:NASA Spirit and Opportunity





▼ 2004年の火星探査機着陸



かっこいい写真をありがとう、オポチュニティ君。君の発見はすべてが世紀の大発見だよ。これが火星から0と1の羅列でヒューストンまで送られてきたのかと思うと気が遠くなるよ…。

ちょっと夜空を見上げて火星を探してみたくなる。




::: Thanks for :::

http://www.messynessychic.com

Courtesy NASA/JPL-Caltech/Cornell Univ./Arizona State Univ.



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